Elecrowへの発注手順
基板製作にはElecrowというサービスをよく利用しています.
しかしながら,年がら年中発注しているわけでもないので,「いざ注文!」という時にはすっかり手順を忘れている…というわけで,なかば備忘録代わりに手順を記しておくことにします.なお,ガーバを出力する前に必ずデザインルールチェックでエラーが出ないことを確認しておくべきです(まずい箇所があれば作れない旨の連絡が来ますが、二度手間です).
1. ガーバデータを出力
とりあえずCAMファイルが必要なので,Elecrowのページに飛んで,各製造メニュー最下部にあるリンクからDLします.
DLしたCAMファイルをどこでもいいので放り込み,ガーバを出したいEagleプロジェクトを起動して
CAM processor -> File -> Open -> Job を選択,先ほどDLしたCAMファイルを指定します.指定したら,Process Jobをクリック.すると,必要なファイルがプロジェクトのディレクトリに保存されます.
2. Elecrowに投げる
生成されたファイルのうち,
xxx.GTL
xxx.GBL
xxx.GTS
xxx.GBS
xxx.GTO
xxx.GBO
xxx.TXT
xxx.GML
をzipかrarで固め,注文画面からアップロードします.
生成されたガーバーはビューワを使ってチェックしたほうが良いと思います.GC Prevueやgerbvあたりが使いやすいと思います.
E-Testはどうせ無料なので,100%にしておきましょう.
あとは普通の通販と同じように支払いをして完了です.お疲れ様でした.
追記(2017-01-08)
こちらの情報は2014年時点でのものですので、発注方法・デザインルールが変わっている可能性があります。基板を発注する機会があったら更新したいと思います。